玉名で働く仕事人インタビューその⑥は、玉名女子高校出身の看護師の柴尾恵美さん・智子さん姉妹にお話を伺いました。
看護師になったきっかけは何ですか?
老健施設でのボランティアなどで人と接するのが面白いなと思ったんですよね。たぶん一番身近に思えたのかもしれないですね。
患者さんとのコミュニケーションで工夫していること
はありますか?
例えば家に帰りたいと言っている人がいたら、その方なりの理由があると思います。そんなときは、体の一部、手を握るとか、目線を合わせるとか。相手が興奮しているときには、あえてゆっくりしゃべるようにしたり。不安になっていたら、気持ちに寄り添い話しを聴きます。心理面でスッと入っていくように心掛けています。
いちばんやりがいを感じる瞬間は?
患者さんに名前を覚えてもらえたときですね。少しは信頼関係が築けたのかなって。なかなか覚えてもらえないんですよ 笑。でも「あなたの声を聞いて安心した」と言われたり、「あんたがおらんといかんとだけんね」と頼りにされるとやっぱりうれしいですね。
看護師に必要な資格やスキルは?
もちろん正看護師の免許です 笑。それと基礎看護という教科書があるんです。看護師の絶対スキルみたいな。検査数値の正常値や体拭きのときはこういうふうにするとか本当に基礎。それが基本となるので頭に叩き込んでいます。あと観察力かな、少しの変化にも気付く力ですね。
柴尾さん姉妹との会話はとても温かさを感じました。お二人は患者さんとの信頼関係を築くことに努めていて、多くの患者さんから感謝されているのだろうということが十分伝わってきました。また、看護師という職業に対する誇りが、その姿勢に表れていました。この先、柴尾さん姉妹のような、看護師としてプロの意識と温かみを持ち合わせた人材が育っていくことを願っています。
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