玉名で働く仕事人インタビュー8回目は、熊本県立北稜高等学校の國友一雄(くにとも かずお)先生にお話を伺いました。
教師を志すようになったきっかけをお聞かせください
小学生のとき、同級生に算数の問題の解き方を教えてあげたんですよ。そうしたらその子が解けるようになって、担任の先生から「教え方うまいね」って褒められたことが最初のきっかけでした。
今の仕事の魅力を教えてください
農業の教員は、朝から農場巡回をして農作物の生育確認や管理を行います。最近は栽培技術だけではなく、花の活用方法としてフラワーアレンジメントを学び、大会にも出場します。そのため、教えた生徒が農業関連やブライダル関係の進路に進み、活躍している話を聞くととても嬉しいです。
プライベートと仕事のバランスはどうされていますか
昔は土、日関係なく部活動で遠征に行っていました。がむしゃらにやっていましたね。現在は土曜日の午前中のみ部活動をしており、それ以外の時間は、家族と一緒に観光や美味しい店を訪ねたりして時間を過ごしています。
教師を目指されている方へ
多忙な職業ですが、栽培を教えたり花を届けたり、先生をやっていると教え子や地域の方との関わりで繋がりができて、とても心豊かになります。望んでこの職に就いていますが、やりがいも多く感じられる良い仕事だと思います。
今後の目標はありますか
教員になったときからの目標というか希望ですが、「教え子と同じ教壇に立ちたいな」と思っています。今までの教え子で、教師になった生徒もいますが、一緒の学校で働くという願いは、まだ叶っていませんね。
熊本県立北稜高等学校 玉名市立願寺247
國友先生は、小学生の頃、友達に勉強を教えたことがきっかけで、教師への道を進んでこられました。地元の高校で農業の教員を務め、花の栽培とフラワーアレンジメントを通じて生徒たちを育てています。教育者としての責任を果たす一方で、地域社会にも積極的に貢献し玉名の発展に尽力されています。教育の喜びと地域への結びつきを大切にする姿と熱意は、若者たちに希望を示されているようでした。
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