建築の道に進んだきっかけは、何だったのですか。
弊社は、私の祖父の代からやっていまして、小さい頃は新年会が自宅であり、会社の人達と話したり、祖父や父、叔父たちの背中を見て育ちました。小学校の卒業文集に将来の夢は、一級建築士と書きました。
仕事で大切にしていることは何ですか。
大切にしているのは、お客様のご要望に真摯に向き合うことです。お客様は、打ち合わせの時にたくさんのご要望をお話しくださいます。その思いに誠実に答え、もちろんプロとしての意見やアイデアを出しながら、限られた空間にお客様の思いをどれだけカタチにできるか創意工夫を凝らします。
記憶に残る失敗はありますか。
お客様のイメージと現場での仕上がりが違っていたときです。打ち合わせの過程で見落としていたことが原因でした。また、建てた後にこうして欲しかったといわれるとご要望にお応えできないこともあるので、小さなことでも遠慮なく伝えていただくようお願いしています。お客様と確認しながら、しっかりと話し合うことを大切にしています。
女性建築家としての強みや実感をお聞かせください。
家づくりは性能や構造など、ハード面も重要ですが、使いやすい家事動線、家族とのコミュニケーションの取りやすさ、ホッと一息つける場所などソフト面もとても大切です。 私もまだ子どもが小さいので、比較的家で過ごす時間の長い奥様とは共感できることが多いのは強みです。OGのお客様からご支持いただいた実際の間取りや細かい設えなどは、積極的にご提案しています。
源島さんにとって仕事とは。
家づくりは、暮らしのご提案だと思います。 私たちは家を作るのが仕事ですが、お客様のご家族が新しい家で、どのような時間を過ごすかを想像することを大切にしています。 暮らしやすい家をご提案することで、お客様の暮らしが豊かになり、弊社で建ててよかったと笑顔で話してくださることが何よりも嬉しく、幸せです。 そのためにも、日々の暮らしの中で“いいな”と思うことをストックして、お客様により良いご提案ができるように準備をすることが私の仕事だと思っております。
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