玉名で働く仕事人インタビュー10人目は、ライフケアで介護士をされている正木宏昇(まさき ひろのり)さんにお話を伺いました。

福祉関係の仕事に就こうと思われたきっかけは何ですか。

ボランティア部に所属していたので、介護施設とか児童養護施設にボランティアに行かせていただいて、ここがその中の1つだったんです。
介護関係にちょっと興味が湧いて、ここに勤めることにしました。

やりがいを感じるのはどんなときですか。

一番喜びを感じるのは、利用者さんから元気よく声をかけられた時です。
認められているというか、信頼を築けているのかなという気持ちになれます。


苦労や失敗した経験はありますか。

デイサービスをしていた時に、レクリエーションをよく任されていた時期がありました。
元々ちょっと内気な性格だったので、「盛り上げて」といわれてもどうしていいのやら。
室内が静まり返り、いや~な「間」ができてしまって……。
その時は頭が真っ白になって、冷や汗かいちゃいました。

そんな失敗を乗り越えるために、どんなことをしましたか。

利用者さんたちの興味や、喜んでもらえそうなことをリサーチしてます。
日常会話の中で、何が好きなのか訊いたり、どんなテレビを見てるのかをチェックしてます。
今は相撲の話題が好評です。僕は学生時代に少し相撲をやってたので、みんなの前で相撲を取ったりして盛り上げています。


この仕事で重要だと思うスキルや資質は何でしょうか。

「優しいこと」なんじゃないかなって思ってます。 介護技術とか考え方とかは、頑張れば身に付くし、変えられるんですけど、学んでどうにかできないところもあると思います。
利用者さんに一番近く接する介護士は、人に優しくできるのが一番の要素かなって思います。

進路選択を考えている後輩に向けて、ヒントや仕事に対する価値観のアドバイスをいただけますか。

僕はボランティアを通じて、工業高校から福祉という全然関係ない仕事に就きました。
今がどんな立場でも、その関連に進まなきゃ、みたいに決めなくていいと思います。
将来という景色は、視野を広げればいろんな可能性がみつかると思います。
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