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もしも高校生が地元のトマトを活用した新商品の開発に取り組んだら……略して「もしトマ!」
北稜高校では、学校の魅力を推進する委員会を立ち上げて活動しています。
現在は「たまなフラワーパーク」経営の柴尾美道さんに相談役、指導役として支援してもらいながら、玉名のトマトを使った「ふりかけ」の商品化に挑戦しています。
今回見学させていただいた委員会では、前回決定したラベルや容器の確認をしたあと、販売価格の検討を行っていました。
指導役の柴尾さんに価格設定の考え方や計算方法を教わりながら、みんないろんな意見を出していました。また、ふるさと納税返礼品に登録する件、パッケージの色やデザインの検討も行われていました。
より良い商品を作って多くのひとに届けたい
難しいことが多く、うまくいかないこともあるけど、柴尾さんや先生、たくさんの人と話し合いを繰り返して、より良い商品になっていると思います。みんなに味わってもらいたいです。
普段の生活の中でモノの見方が変わった
お店に並んでいる商品のパッケージや表示ラベルを見るようになりました。なぜこの値段なんだろうとか。裏側を知りたい、みたいな。
アイディア出しはみんなで
試食しながら味を決めていきました。鰹節の粉末を入れるアイディアは柴尾さんと私たち学生で意見を出し合って決めました。
プロジェクト参加は自分の意志
私は立候補で参加しました。自分で思っているよりも商品開発は難しいことが多く、考え方や進め方とか…
とにかく学校の授業では体験できない貴重な機会になっています。
若者から刺激をもらっています(たまなフラワーパーク 柴尾さん)
企業(会社)や社会の中では、一つのことを決めるとき、ある程度カタチがありそれに沿って進めます。高校生たちが、どういうふうにそこに辿り着くのか。そのプロセスを見守っています。私にとっても勉強になる部分も多く、良い刺激をもらっています。
まとめ
生徒たちが自ら考案した商品。
企画からデザイン、販売戦略の立案、そして顧客に商品を届けるまでの一連のプロセスを体験し、試行錯誤を繰り返しながら成長していく高校生の姿に、大きな可能性を感じました。
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