エピソード6 聴覚過敏への理解を広める活動をしている高校生

エピソード6 聴覚過敏への理解を広める活動をしている高校生

2024-03-04

「玉名高校の1年生にインタビュー」

玉名高校の江藤沙花さんと井上葵さん
玉名高校の江藤沙花さん(左)と井上葵さん

 

聴覚過敏への理解を広めるために缶バッヂを作ったり、「全国高校生プレゼン甲子園」で活動を発信したという玉名高校の1年生。今回はその二人に話を伺ってきました。

 

福祉の活動に興味を持ったきっかけはネット小説

井上さん

中学校2年生のときに出会ったネット小説がきっかけです。「聴覚過敏を知らない人がいて、理解してくれない人がいる。あなたには理解されづらいものを理解してくれる人になってほしい。あなたにその優しさを持ってほしい」と書いてありました。いつかその作者さんの人生が救われたらいいな、救ってあげられたらいいな、という思いから活動を始めました。

 

誰かが笑顔になることに喜び

井上さん

一番最初にCALM-FOR-ALL缶バッヂを受け取ってくれた方が聴覚過敏の学生だったんです。「周囲に理解されないことで苦しんでいました。その後、聴覚過敏を知ってほしい、理解してほしいと思い続けていた時、理解してくれる人がいたというのが勇気になり行動につながった」というお話を聞きました。そういう瞬間に触れたのがすごく嬉しかったです。

 

江藤さん

新聞等に出たこともあり、自分たちの活動を多くの人が知ってくれました。それがだんだん多くの人に広がっていって、「ああ、やっていて良かったな」と思います。誰かが笑顔になって、その喜ぶ姿を見ることができ、とても嬉しいです。

CALM-FOR-ALL缶バッヂ
CALM-FOR-ALL缶バッヂは聴覚障害の方に配布しています。

共感するから優しくなれる

井上さん

自分が苦手なことや、嫌だと思うことは共感しやすいです。それは大人も子どもも同じ。でも「耐えられない人は弱い」みたいに思っている人も多いんだなって感じます。苦手でもその障害に向き合って生きている人もいて。

私がそのつらさを共感できるのであれば、そこで優しくなってもいいんじゃないかなって、そう考えるようになりました。

将来について

井上さん

テレビとかメディアの仕事に就ければと思っています。視覚の関係とかで。そこで情報のことを生かしたいですね。

 

江藤さん

将来は、先生とかそっち系の仕事に就きたいと思っています。こういう福祉のことを、小さい子たちにも解りやすく教えたいなって思っています。

学んだこと、気付きはありましたか?

井上さん

聴覚過敏について色々調べました。それで、「今、この音は誰かにとって、どう聞こえているのかな」という目線で考えるようになりました。

 

江藤さん

井上さんと一緒に活動をやってる中で、聴覚過敏を抱えている方と会い、いろんな人の気持ちに寄り添えるようになりたいと思いました。

 

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