~予想外の大満足⁉の巻 ~
いよいよ当日。~試練、そして万博の洗礼~
編集部にっしーのノープラン大阪万博記 前編はこちら編集部にっしーのノープラン大阪万博記 ~前編~
現地集合のため、私は大阪メトロを乗り継ぎ、夢洲駅を目指す。
万博会場内の飲食物は、軒並みお高いとの事前情報を(唯一の情報収集)を得ていたため、
道中のコンビニでお弁当と飲み物を調達する算段だった。
本町駅構内には3軒ほどのがあるはずなのだが、GWのせいか、開いていたのはわずか1軒。
そして、時すでに遅し…。
おにぎりサンドイッチの棚は、もぬけの殻。
飲み物だけはかろうじてゲットできたものの、早くも万博の洗礼を受けた気分だった。

電車内は、想像していたよりは混んでいない。
12時前という中途半端な時間が功を奏したのか、少し余裕すら感じられる。
夢洲駅に到着!……が、すぐに万博会場に入れるわけではない。さすがは国家プロジェクト。
来場者数を見越した広大なアプローチが続く。入口ゲートにたどり着くまで約5分。ゲートの数の規模に圧倒される。
しかし、そのおかげで人の流れは分散され、荷物検査もスムーズだ。
飲食物の持ち込みはOKと聞いていたが、小心者の私はこっそりバッグに忍ばせていた。
ペットボトル飲料は出すよう指示されたが、特に咎(とが)められることもなくあっけなく入場。

さて、まずはパンフレットを……と探すが、見当たらない。
どうやら公式アプリを事前にインストールし、そこでマップを確認するのが主流らしい。
会場内の至る所に設置された地図スポットには、人だかりができていた。
この公式マップ、正直言って分かりにくい……。
事前にX(旧Twitter)で有志の方が作成していた非公式ガイドブックを印刷しておけばよかった、と早くも後悔。
期待ゼロからの、まさかの大逆転。
さて、ここまで散々ネガティブなことばかり書き連ねてきたが、
先に結論を言おう。にっしー的大阪万博の評価は…………
最高に、最高に、最高に素晴らしかった !!!!!
(え、あの流れで⁉ と思ったそこのあなた、私もそう思う。)
万博に興味がないなどと嘯(うそぶ)いていた過去の自分を、心の底から恥じた。
なんなら万博会場のど真ん中で土下座したいくらい、本当にスペシャルな空間だったのだ。

まるでパスポートなしで海外旅行に来たかのようなあの高揚感。
一つ一つのパビリオンは、息をのむほどに建築が美しい。
それぞれが独自の個性を放ち、細部に至るまでこだわり抜かれている。
それはもう、芸術作品のオンパレードだ。
子どもたちが楽しめるパビリオンや、そこかしこに点在する遊び場、公園の数々。
これには、ちびっ子たちも大満足の笑顔を弾けさせていた。
夕方からが本番?万博攻略のヒント。
そして、特筆すべきは夜の万博だ。
昼間の活気ある雰囲気から一転、
ライトアップされたパビリオン群は幻想的でロマンチックな姿へと変貌を遂げる。
それはまるで、巨大な屋外美術館の中を散策しているかのよう。
光と影が織りなす光景は、ただただ美しく、時間を忘れて見入っしまうほどだった。

昼間はどのパビリオンも長蛇の列だが、夕方にはスムーズに入れる場所が増えてくる。
体力に自信がない方や、人混みが苦手な方は、あえて夕方から訪れるのも賢い選択かもしれない。
オカンの知り合いは、成人した息子さんと二人、夕方から参戦し、なんと7つものパビリオンを制覇したという。
夕方からでも十分に、いや、むしろ効率よく楽しめる可能性を秘めているのだ
イルミネーションやプロジェクションマッピング、水上ショーにドローンショーと、夜ならではのエンターテイメントも目白押し。
東京ドーム33個分とも言われる広大な敷地は、とても1日では回りきれない。
ならば、2日連続で夕方から訪れる、なんて贅沢な楽しみ方もアリかもしれない。夕方からのチケットは、お値段も少しお安くなるようだ。
興味ゼロだった大人たちの、まさかの豹変。
あれほど万博に無関心だった幼馴染のC子とY子。それがどうだろう。
閉館間際には、「また来たい! 絶対また来る!」「ホンマにありがとう!」「万博、最高! まだ帰りたない!」と、子どものようにはしゃぎ、大興奮しているではないか。
普段から忖度など一切しない彼女たちが言うのだから、本当に楽しかったのだろう。その変わりように、私は心の中でガッツポーズをした。
結局、私たちは閉館時間ギリギリまで万博を満喫し、名残惜しさを胸に帰路についた。
帰りの駅は、やはり大混雑。しかし、電車は2分に1本という驚異的なペースでやってくるため、人の波はゆっくりとだが確実に進んでいく。
15分ほどで駅のホームにたどり着けた。一日中遊び倒した子どもたちは、帰りの電車でぐったり
。朝から小さな子ども連れで参戦する方は、滞在時間を短めにしたり、こまめに休憩を挟んだり、何かしらの対策を講じることをお勧めする。
後日談だが、幼馴染たちは、あれから毎日YouTubeで万博関連の動画を見漁(みあさ)っているらしい。
そして何を隠そう、この私も、お得なフリーパスの購入を真剣に検討している始末である。
これから行く人へ。そして、ちょっぴり反省。
もし今、大阪万博へ行こうか迷っている方がいるならば、私は声を大にして行くべき!と伝えたい。
子どもが楽しめる空間は確かに豊富だが、せっかく万博まで足を運んで、公園遊びだけで終わってしまうのは少々もったいない気もする。
事前にパビリオンをいくつか予約しておき、その合間に公園で遊ばせる、というのが理想的なのかもしれない。
今回の私たちの旅、最大の反省点は、やはり「予約ゼロ」だったこと。
その結果、入場できたパビリオンは、たったの一つだけ(もちろん、並べば入れるパビリオンもあったが、小さな子どもたちが長時間待てるはずもなく、また、待機列のほとんどに屋根がないため、日中の暑さはかなり厳しい)大人だけのグループであれば、もっと多くのパビリオンを巡れたはずだ。
家族連れで訪れる場合は特に、綿密な計画と事前予約が不可欠だと痛感した。(当たり前のことができなかった私たち…。)
また、行く人数が多いとキャンセル待ちが出ても枠が足りず予約できないという事態も発生する。
私が1台のスマホで6人分の電子入場チケットを管理していたことも、予約の取りにくさに拍車をかけたのかもしれない。それでも、だ。
あの感動、あの興奮、あの美しい光景は、そんな反省点など些細なことだと思わせてくれるほど、強烈なインパクトがあった。
ノープランで挑んだ大阪万博。それは、予想を遥かに超える、素晴らしい体験の連続だった。
ありがとう、オカン!ありがとう、万博!
※本記事は2025年5月時点の情報です。 現在は内容が異なる場合があります
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